マイルのお得な使い道をご紹介

マイルのお得な使い道ランキングベスト5

「マイルは、貯めるより使うほうが難しい」と言われている。同じマイル数でも、有意義に使えるかどうかは自分次第。使い方によって、その価値は大きく変化するのだ。

 

例えば、こんな話がある。Aさんは3万マイルを閑散期のバンコク往復航空券(エコノミークラス)に交換。Bさんは3万5,000マイルを閑散期の香港往復航空券(ビジネスクラス)に交換した。さて、どちらの方がよりお得な使い方をしているだろうか?。

 

答えはもちろん、Bさん。Aさんが手に入れたバンコク往復航空券(エコノミークラス)は、JALのホームページで買える正規割引航空券の運賃で3万6000円〜。運賃で必要マイル数を割ったマイル単価は1マイル=1・2円程度にすぎない。これに対し、Bさんが手に入れた香港往復航空券(ビジネスクラス)は、JALの正規割引航空券で15万1000円〜。マイル単価は1マイル=4円以上にのぽる。

 

なお、JAL、ANAともにマイルを電子マネーに交換することもできるが、なるべくなら避けたほうがべ夕−。電子マネーでは1マイル=1円の価値しか生まれないからだ。ゴツゴツと頑張って貯めたマイルは、よりお得に使いたいもの。しっかり予習して、自分にとってベストな使い方を見つけ出そう。

 

1位・・・ビジネスクラスの特典航空券に交換(1マイル=7・6円)

 

もっともお得な使い道は、ビジネスクラスの特典航空券に交換すること。なかでもおすすめは、ヨーロッパなどの遠距離路線だ。ヨーロッパ直行便のビジネスクラスは安い時期でも34万円を超えるので、マイル単価は4・5円以上に!繁忙期なら1マイル=7・5円に達し、お得度はさらに増す。

 

ビジネスクラスに乗るにはエコノミークラスよりも多くのマイルが必要だがヨーロッパ・アメリカ路線でプラス3万マイル、ホノルル路線でプラス2万マイルと、少し頑張れば十分に貯められる数字。「マイルが足りない」という人は、アジアなど近場のビジネスクラスを狙うのもいい。広々とした席にゆっくりと座り、ワンランク上の食事&アルコールを味わう。そんなプチ贅沢気分を味わおう。

 

2位・・・ビジネスクラスの特典航空券に交換(1マイル=4・5円)

 

最近は航空券の価格が下落しており、閑散期には驚くほど安い航空券が出回っている。バンコクなどの激戦区なら、往復1万円台で購入できることも珍しくない。この場合、1マイルの価値が1円を下回るという、かなりもったいない結果に・・・。閑散期に海外に行くなら、特典航空券よりも正規割引航空券や格安航空券を利用したほうがいいだろう。

 

一方で、年末年始や連休、お盆休みなどの繁忙期の航空券価格は高止まりしている。たとえば、年末年始のハワイ往復航空券(正規割引航空券)は18万円前後〜と、なかなか手が出ない金額。だが、特典航空券ならたった4万マイル(ANAは4万5000マイル)なので、マイル単価は4・5円に達する。ただし、この時期のハワイは人気が高く、予約を取るのは至難のワザ。また、JALは年末年始などの繁忙期に特典航空券が使えない「利用制限期間」を設けている。少しピークを外すか、または利用制限のないANAを利用するといいだろう。

 

3位・・・「おともdeマイル割引」または「いっしょにマイル割引」を利用(1マイル=3マイル)

 

友人や家族と国内旅行に出かけるなら「おともdeマイル割引(JAL)」か「いっしょにマイル割(ANA)」がおすすめ。マイル会員本人は、全国すべての路線を往復1万マイル(通常は1万〜2万マイル)で利用できるうえ、3名までの同行者も1人あたり往復2万〜3万円になる。会員本人だけでなく、同行者もいっしょにトクをできるのがうれしい。

 

羽田―沖縄などふだんの必要マイル数が多い路線や、運賃が高い路線で利用すると、さらにトクした気分になれるだろう。ただし、利用期間や便は限られているので要注意。予約は、搭乗日2ヵ月前の午前9時30分から4日前まで受け付けているが、座席数は限られている。予定が決まったら、できるだけ早く予約するのが賢明だ。

 

4位・・・国内線特典航空券に交換(1マイル=2・5円)

 

国内線特典航空券の必要マイル数は距離や時期によって異なるが、たいてい1万〜2万マイル程度。損をしないためには、この中から運賃の割に必要マイル数が少ない路線を選ぶといいだろう。一般的に言うと、短距離より長距離路線のほうがおトクだ。とくにおトク度が高いのは、JALの羽田−沖縄路線。運賃は往復3万円前後〜、必要マイル数は1万2000マイル〜(ANAは1万4000マイル〜)なので、マイル単価は1マイル=2・5円という計算になり、利益価値は高い。

 

逆におすすめできないのは、閑散期の羽田−大阪路線。JAL、ANAともに運賃は1万9000円〜で、必要マイル数は1万マイル=2円を切ってしまうので、できれば避けたいところだ。

 

5位・・・「利用クーポン」または「eクーポン」に交換(1マイル=1・5円)

 

希望の特典航空券がなかなか取れない場合は、クーポンへの交換がおすすめ。

 

ANAは1万2000マイル→1万8000円相当の「eクーポン」に、JALは2万マイル→3万円相当の「利用クーポン」に交換できる。これらのクーポンを使えば、好きな区間の国内線・国際線の航空券を購入OK。特典航空券と異なり座席の制限がないので、予約がグンと取りやすくなる。さらに搭乗距離に応じたフライトマイルも付与。特典航空券を利用してもフライトマイルはもらえないので、これはおトク。「マイルを使った旅行で、再びマイルがもらえる」というのはクーポン利用ならではのメリットだ。

 

なおJALの「利用クーポン」は、国内・海外ツアーの購入や機内販売に加え、系列ホテルでの宿泊・飲食にも利用可能。飛行機に乗る時間がない人でも気軽に利用できるので、JALマイラーは覚えておきたい。